しゅりっか夫婦のしゅんです。
私たち夫婦にとって、一生忘れられない出来事がありました。
それは、第一子の誕生です。
出産前は、
『陣痛が始まったらどうすればいいの?』
『病院では何をするの?』
『夫は何を準備しておけばいいんだろう?』
と不安や分からないことばかりでした。
実際に出産を経験してみると、想像していたこともあれば、まったく予想していなかったこともたくさんありました。
この記事では、出産予定日の数日前から出産後までの流れを、夫である私の目線でリアルにお伝えします。
これから出産を迎える方や、そのパートナーの方に少しでも参考になれば嬉しいです。
出産前の様子は「不安」と「痛み」
妻は出産予定日の5日前から、少しずつ陣痛が始まりました。
陣痛の間隔は10〜15分ほど。
痛みもまだ耐えられる程度だったのと一応病院に連絡すると
「まだ本格的な陣痛ではなく微弱陣痛かな」
と言われたので、
普段通りに過ごしていました。
その間は夫婦で外出したり外食したりと、
いつもと変わらない生活を送っていました。
しかし、本格的な陣痛は突然やってきます。
出産予定日の4日前の夜、
眠っていると妻が耐えられないほどの痛みに襲われ、私を起こしました。
すぐに陣痛アプリで間隔を測ってみましたが、10〜15分のまま。
私は少しでも痛みが和らぐように、妻の腰をさすったり背中を支えたりしていました。
すると徐々に痛みは落ち着き、朝には再び耐えられる程度まで和らいでいました。
『これで少しは安心かな。』
そう思っていたのですが…。
その翌日の夜、さらにその翌日の夜も、同じように強い陣痛がやってきました。
そして、出産予定日の前日の明け方。
ついに陣痛の間隔が5分以下になりました。
『いよいよだ!』
そう思い、すぐに妻に病院へ連絡してもらい、いつでも出発できるよう準備を始めました。
「出産時は何か食べておくと力が出る」
と医者に言われていたので、朝食を食べる時間もなかったので、
急いで2人分のおにぎりを作り、水筒を用意し、荷物を車へ積み込んで病院へ向かいました。
病院に向かう時の様子は「無理難題」と「必死」
病院へ向かう車の中で、妻が最初に言った言葉は今でも忘れられません。
「急がなくていいから、揺れないように走って!」
正直なところ、
「難しいことを言うなぁ…。車は多少揺れるものなのに。」
と思ってしまいました(笑)。
それだけ陣痛がつらく、妻には余裕がなかったのだと思います。
後日この話をすると、妻は
「そんなこと言ったっけ?全然覚えてない。」
と言っていました。
陣痛中はそれほど必死だったのでしょう。
私は焦る気持ちを抑えながら、安全運転を心掛けて病院へ向かいました。
病院についてからの様子は「安心」と「戦い」
病院へ到着すると、すぐに分娩室へ案内されました。
モニターで赤ちゃんの心拍を確認したり、先生の診察を受けたりしながら、出産の準備が進んでいきます。
そんな中、助産師さんから
「奥さんの飲み物を準備してください。」
と言われました。
私はペットボトルのフタを開けたところで、
「……次は何をすればいいんだ?」
と頭が真っ白になってしまいました。
入院バッグの中身をきちんと確認していなかったからです。
すると助産師さんが、
「ペットボトルに付けるストローはありますか?」
と声を掛けてくださり、慌ててバッグの中を探しました。
ようやくストローキャップを見つけて取り付けることができ、一安心。
あの時は、「ちゃんと荷物を確認しておけばよかった…。」と本当に後悔しました。
その後は、陣痛に耐える妻の手を握ったり、一緒に呼吸を合わせたりしながら、そばで支え続けました。
後日、妻に「あの時どうだった?」と聞くと、
「声を掛けてもらうより、手を握ってくれたり、呼吸のタイミングを教えてくれたりしたことが一番助かった。」
と言ってくれました。
あの時、自分にできることを精一杯やってよかったと思えた瞬間でした。
でも1番はプロの助産師さんが近くにいることが安心するし、心強いと言っていました。
赤ちゃんが誕生した時の様子は「達成感」と「安心」
そして、ついに赤ちゃんが誕生しました。
テレビや映画のように感動して涙があふれる…。
そんな瞬間を想像していましたが、実際は違いました。
赤ちゃんが生まれるとすぐに身体をきれいにしてもらい、体重・身長・酸素濃度の測定や着替えなど、
次々と検査が行われていきます。
私はその様子を見守ることしかできませんでした。
感動というより、『おぉ、本当に生まれた!』
という驚きの気持ちの方が大きかったです。
すべての検査が終わり、助産師さんから「問題ありません」と言われて初めて赤ちゃんを抱っこすることができました。
涙があふれるというよりも、
「無事に生まれてきてくれて、本当に良かった。」
そんな安心感でいっぱいになりました。
一方、妻は出産後すぐに胎盤を取り出したり、縫合の処置を受けたりしていたため、すぐには赤ちゃんの顔を見ることができませんでした。
妻が初めて赤ちゃんと対面できたのは、私が抱っこしている時。
後から妻も、
「時間が経ってからの対面だったから、涙が出るという感じではなかったかな。」
と話していました。
それでも、母子ともに無事だったことが何より嬉しく、夫婦そろって心から安心しました。
出産後の様子は「疲れ」と「嬉しさ」
出産後は、妻の点滴が終わるまで約1時間ほど分娩室で過ごしました。
その後、私だけ先に入院する部屋へ案内されました。
部屋は完全個室で、とても綺麗だったことに驚きました。
しばらくすると妻も部屋へ戻ってきて、
「こんなにきれいな部屋なんだ!」
と驚いていました。
私が荷物を整理していると、助産師さんが赤ちゃんを部屋まで連れてきてくれました。
改めて抱っこした赤ちゃんは、本当に小さくて、とても可愛かったです。
その瞬間、「これからこの子と一緒に新しい生活が始まるんだ」と実感しました。
まとめ
今回、初めて出産に立ち会い、「命が生まれる瞬間」は本当に特別な時間だと感じました。
ただ出産は何が起こるか分かりません。
だからこそ、事前に流れを知っておくだけでも、気持ちに少し余裕が生まれると思います。
この記事が、これから出産を迎えるご夫婦の不安を少しでも和らげるきっかけになれば嬉しいです。
そして、これから立ち会い出産をする予定のお父さんへ。
完璧にできなくても大丈夫です。
そばにいて、手を握って、一緒に呼吸を合わせるだけでも、きっと奥さんの大きな支えになります。
私自身もそう感じた、忘れられない一日でした。


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